皆さんも聞いたことがある人や実際に作った人もいると思いますが、廃食油からキャンドルを作る事ができます。
キャンドルを作るにあたって、先ず、準備するものは、以下の通りです。
- 廃食油 100ml~200ml(作成する容器の大きさに合わせて調整してください)
- 廃油凝固剤(固めるテンプルやパラフィンなど)もしくは余っている使い掛けのキャンドルのロウを溶かして液体にしたものでも代用可能です。
- 好きな色のクレヨンもしくは余っている色つきキャンドルでも代用可能です。
- お好みの容器
- 太めのタコ糸やキャンドル用の芯材
- 割り箸
- 湯せんするための容器
- アロマキャンドルにしたい場合は、好きなアロマオイル
準備ができたら、作り方を紹介します。
廃食油でキャンドルを作る手順
お好みのクレヨンを細かく削る(砕く)
カッターで削るか。ハンマーなどで細かく砕いてください。クレヨンを使う理由は、夏を与えると直ぐに溶けて、ロウにも混ざり易い性質を持っているからです。
数回使用した廃食油(黒くなっていないもの)を濾過して不純物を取り除く
濾過のやり方は、コーヒーのフィルターや、ティッシュペーパーを重ねたものでも大丈夫です。不純物はキャンドルに混ざってしまうと見た目が良くないので、出来る限り不純物は取り除きましょう。
また、濾す前に、廃食油を少しだけ熱すると、サラサラになって、濾過し易くなります。
濾過した廃食油を熱して、削った(砕いた)クレヨンを混ぜて色付けをします。
濾過した廃食油は80℃程度まで熱してください。熱したらクレヨンを混ぜて優しく十分に混ぜて溶かしこみましょう。
廃油凝固剤を入れて軽くかき混ぜる
廃油凝固剤の投入量の目安として、100mlあたり5〜6g程度となります。
火を止めて60℃程度まで冷ましてからアロマオイルを入れてかき混ぜる(アロマキャンドルを作る場合)
廃食油の温度が高すぎると、香りが飛んでしまうのと、逆に低すぎると廃食油が固まってしまうので、60℃前後になったら廃食油の量に合わせて5滴~20滴程を目安にアロマオイルを入れて混ぜましょう。
好きな容器に適量を注ぎ、割り箸を使って芯をセット
容器に流し込んだ後に、素早く、芯材を割り箸に挟むか結び付けて、上手くキャンドルの中央にセットしましょう。
しばらく置いて固まったら(アロマ)キャンドルの完成です。
是非、皆さんもチャレンジしてみてください。
(アロマ)キャンドルをテーブルやお風呂の器の上に浮かべて見るだけで、幻想的な演出ができるでしょう。