コープさっぽろでは、店舗での資源回収(紙パック、発砲トレイ、アルミ缶、廃食油(天ぷら油))の回収の他に、宅配システムトドックでの資源回収を行っています。
トドックでの資源回収の内容は、紙パック、チラシ、ダンボール、新聞紙、発砲トレイ、ポリ袋、廃食油(天ぷら油)、古着古布となっています。
廃食油(天ぷら油)にフォーカスしてみますと、回収できるのは、植物油および賞味期限のきれた油(未使用)のものとなります。
容器は、水洗いの後、中まで乾かした500mlまたは600mlのペットボトルに入れて、回収をしてもらいます。もっと簡潔に言うと、回収できる容器のサイズは、500mlと600mlのペットボトルのみとなります。
なお、回収できない油としては、
- 動物性油脂(バター、ラード、ヘット、加工油など)
- 常温で固まっている植物性油脂(ショートニング、マーガリンなど)
- 鉱物油、科学合成油(重油、灯油、軽油、ガソリン、エンジンオイルなど)
となっています。
なお、2015年の最終週の1週間で、約7,620リットルを回収しています。また、2014年の1年間では、769トンもの量の廃食油(天ぷら油)の回収を行いました。
この回収した廃食油(天ぷら油)は、バイオディーゼル燃料として再利用できることから、バイオディーゼル燃料リサイクル業者へ依頼し、バイオディーゼル燃料を精製してもらい、その燃料を、回収車の燃料として使用することで、環境に配慮した活動を行っています。
日本国内を見ると、まだまだこのような活動が浸透いない地域が多く見られることから、家庭で眠っている、リサイクル可能な燃料(廃食油)を活用することで、より環境に配慮した生活を送る事ができるのではないでしょうか。
私たち、廃食油ラボも、そのような社会になることを願っています。